現場の環境を想像してみよう

新しい職場に移る理由は人それぞれです。
医師転職では特に、自分の専門性を高めたかったり、良い研究をしている先生がいる場所を選ぶことになります。
イメージを膨らませて、生き生きと働く自分を想像するかもしれません。
しかし、実際にはかなり過酷な労働環境であることも少なくありません。

転職をすると、職場の環境は間違いなく変わるでしょう。
しかし、それが良い方向だという確証はどこにもありません。
人気のある病院には多くの医師が集まり、それだけ人使いが荒いこともまったく珍しくないのです。
当然内部での競争も激しいですから、自分が当初抱いていた専門性や特定の経験を身に着ける条件がかなわないということもけっこうあります。
少ないパイをみんなが取り合っているということです。

また、転職において評判を下げないためにも、そこまで不利なことを内部の人間は言わないのが通常です。
実際に入ってみて、こんなはずではなかった、つらいだけで、ちっとも技術も身につかず、こき使われてばかりといった先生は意外に多いのですよ。

コンサルタントを有効活用してみよう

こうした自分の思い込みによるギャップが発生しがちな医師転職をうまくサポートしてくれるのがコンサルタントです。
現在多くの医療転職コンサルタントがしのぎを削っており、少しでも良く、魅力的に先生をアピールしてくれます。

それだけでなく、コンサルタントはかなり病院の内部にまで入り込んでおり、どこどこの医局はどのような感じであるといった情報にもかなり長けていることがほとんどです。
このため、病院で新しく働く前に、人間関係や上司の癖といった実際の労働環境を知っておき、ある程度対処をしていくことができるでしょう。

また、先生の性格などをかんがみて、あそこはかなり厳しいであるとか、なかなか仕事を任せてもらえないといった危険な情報も同時に持っていますから、はずれくじを引かないためにもかなり大切な存在となっていくでしょう。

転職活動は孤独でストレスのかかる大きな問題です。
それだけに、一人で転職活動を続けていると、どうしても情報や考え方が偏りがちになり、ますます悪い方向へ進んでしまいがちです。
一度自分自身を振り返り、現状を冷静に見つめる上でも、第三者の目を利用して、より良い職場を見つけるのは、幸せの近道への合理的な進み方であるといえるでしょう。