転職は気力、体力、そして家族の愛が必要

転職をする際には、様々な準備が必要となります。
新しく向かう先の情報収集、専門を転向する場合に必要となる下準備、学習、そして引越し、書類の処理、職場での引き継ぎ。
数えればきりがありません。

言ってみれば、仕事をしながら、もうひとつ臨時の仕事に取り組んでいるようなものです。
このため時間的制約のなかで心を落ち着けながら、同僚やスタッフの目に耐えつつ、うまく執り行っていく必要があります。

こうした状況を乗り切れる人というのは、実はあまり多くありません。
ここで必要となってくるのが、周囲の理解です。
それも自分とかなり近しいものの理解が必要でしょう。
家族に隠して転職をするとなったら、それはもう無理に等しいと言わざるを得ません。
転居が伴うとなったら、ご近所の目という世間体もありますし、一時的に失業するという覚悟も持たなくてはなりません。

家に帰ってきたとき、どれだけ自分の今の現状を理解でき、そして支えてくれる人が大切かが判るでしょう。
そして、こうした存在がいるからこそ、厳しい局面でもがんばって新しい環境に移っていくことができます。
まず、転職の際には家族を説得することをくれぐれも忘れないでください。

新しい環境に入っても不安定な状態は続く

医師転職において重要なことは、転職活動が終了した後も、「しばらくは不安定な状態が続く」ということです。
少し考えてみればお分かりでしょうが、そのまま転職をせず、新しい勤務先でがんばっている新しい同僚は、十中八九あなたよりも仕事ができるでしょう。

それは、その現場の環境に慣れており、勝手を知っているからです。
その中にあなたは入っていき、できるだけ早い段階で適応していかなくてはいけません。
もしそこがなかなか仕事を任せてもらえず、質が落ちる現場だったとしたら。
専門性を追求し、薄給で収入を減らして入っても、自分にお鉢が回ってこなかったら。
こんなはずではなかったと叫びたくなるかもしれません。

ましてや家族に支えられている状態で、これ以上迷惑をかけるわけにも心配をかけるわけにもいかず、一人ふさぎこんでしまうという失敗例はことのほか多い傾向なのです。

こうした事態を避けるためにも、普段から家族と話し合うとともに、もう一人外部に知識と相談できる相手を持っておくことは、かなり心強いものとなります。
コンサルタントを活用することは恥ずかしいことはありません。
自分をうまく支えるためのもう一人のパートナーとも言えるのです。
コンサルタントが持っている情報を有効活用しつつ、転職を成功に導きましょう。